(平成28年版)
「厄年」とは、特に注意をしなくてはならない年回りとされています。
また人生の節目・転換の時期でもあり、厄年にあたる人は社会に於いても大切な年回りとされ、重要な立場にあたりました。
さらに例年に比べて体調を崩しやすかったり、事故にあったりしやすいとされています。
厄年にあたる方は御神前で御祓いを受け、心身ともに無事に過ごせるように謙虚な気持ちで生活を送りましょう。
数え年は、誕生日が過ぎているなら「1」を、誕生日前なら「2」を引けば満年齢となります。
男性(数え年) | ||
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前 厄 | 本 厄 | 後 厄 |
24歳(癸酉)平成5年生まれ | 25歳(壬申)平成4年生まれ | 26歳(辛未)平成3年生まれ |
41歳(丙辰)昭和51年生まれ | 42歳(乙卯)昭和50年生まれ | 43歳(甲寅)昭和49年生まれ |
60歳(丁酉)昭和32年生まれ | 61歳(丙申)昭和31年生まれ | 62歳(乙未)昭和30年生まれ |
女性(数え年) | ||
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前 厄 | 本 厄 | 後 厄 |
18歳(己卯)平成11年生まれ | 19歳(戊寅)平成10年生まれ | 20歳(丁丑)平成9年生まれ |
32歳(乙丑)昭和60年生まれ | 33歳(甲子)昭和59年生まれ | 34歳(癸亥)昭和58年生まれ |
36歳(辛酉)昭和56年生まれ | 37歳(庚申)昭和55年生まれ | 38歳(己未)昭和54年生まれ |
60歳(丁酉)昭和32年生まれ | 61歳(丙申)昭和31年生まれ | 62歳(乙未)昭和30年生まれ |
「年祝」とは、一定年齢に達した人を周囲の人達と祝う行事のことで、通過儀礼の一種にあたります。
一般的には、数え年の61歳が還暦(かんれき)、70歳が古希(こき)、77歳が喜寿(喜寿)、88歳が米寿(べいじゅ)、99歳が白寿(はくじゅ)を長寿の祝いとしてこう呼びます。その年の年祝いとしましては、七五三もこれに含まれます。
これらの歳を迎えられた時には、無事に人生を送れたことへの感謝と喜びを神前に報告して、益々の健康長寿を祈りながらご家族揃ってお祝いするとよいとされています。
年祝い | 数え年 | 由来 |
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還 暦 (かんれき) |
61歳(申年) 昭和31年生まれ |
十干と十二支の組み合わせが61年目に生まれたときと同じになること。赤いチャンチャンコを贈って長寿祝いをする。 |
古 希 (こき) |
70歳(亥年) 昭和22年生まれ |
杜甫の詩「人生七十古来希也」に由来しています。 |
喜 寿 (きじゅ) |
77歳(辰年) 昭和15年生まれ |
喜の草書体が、七十七才と読めるところからきています。 |
傘 寿 (さんじゅ) |
80歳(丑年) 昭和12年生まれ |
傘の略字が、仐で八十に通じるところからきています。 |
米 寿 (べいじゅ) |
88歳(巳年) 昭和4年生まれ |
米の字が八十八と分解されることに由来しています。 |
卒 寿 (そつじゅ) |
90歳(卯年) 昭和2年生まれ |
卒の略字、卆は九十に通じるところからきています。 |
白 寿 (はくじゅ) |
99歳(午年) 大正7年生まれ |
百から一をとると白=九十九になるため、"白"の文字が用いられています。 |