遙かな昔から、日本では様々なモノやコトは縁によって結ばれていると考えられてきました。
縁と耳にするとすぐに思い起される色々な人との出逢いはもちろん、健康や子どもを授かることや安産、財産、果ては平穏無事な生活など、わたしたちをめぐるあらゆる事象は、“縁”がつないでいるのです。
その中でも、当神社では、社名としていただいております“むすび”のことばから、かねてより縁結びの神様として多くの方に御参拝を頂いております。
更に、当神社にてお祭り致しております4柱の神様――日本で最初に男女の縁を結ばれた伊邪那岐神・伊邪那美神と、天照大神の孫として地上で最初のご結婚をされた瓊瓊杵尊・木花咲耶姫は、いずれも男女の仲をとりもって下さいます神様として往古より信仰を集めております。また、当神社の主祭神たる高皇産霊神・神皇産霊神は、その名の通りモノやコトを“むすびなす”神様でございます。
当神社をはじめ、日本の神社にはこうした様々なご縁をとりもって下さいます神様がお祭りされております。皆さまも、是非一度、ご希望の縁を神様にご祈願されてみてはいかがでしょうか。
当神社では、社名にある“産霊(ムスビ)”の“産(サン)”の文字にちなみ、毎月第3土曜日 午後1時より、異性との素敵な出逢いはもちろん、健康や金運など、様々なご縁を結ぶお祭りとして“良縁祈願祭”を斎行いたしております。
当日は、お申し込み頂いた方に、拝殿にて神事にご参列頂きます。
神事におきましてはご参列頂きました皆さまが、想いのとおりのご縁と結ばれますよう、神様にご祈願いたします。
神事の後には神様の御神霊をお遷しした御守と絵馬等を授与いたします。
御守は肌身に近いところで大切にお持ち下さい。
絵馬は願意をご記入の上、境内の絵馬掛けへ御奉納下さい。ちなみに、当神社の絵馬を意中の方とおふたりで御奉納頂きますと、無事にお相手と結ばれるといわれております。
なお、恩を受けた際には必ずお礼をするのは人間同士の場合はもちろん、神様との関係でも同様です。ご希望のご縁と結ばれた際には、感謝の心とともにお礼参りを心がけましょう。
所定の申込書にご記入頂いた後、拝殿へご案内いたします。
初穂料はお一人様につき3,000円からお納め頂いております。
※上記の時間以外でもご祈願は受付けておりますので、ご希望の方はご都合の宜しい時間にお参り下さい。
但し、他のご祈祷等との兼ね合い等がございますので、予め電話にてご確認をとられてからお参り下さい。
神事の所要時間は、お待ちいただく間を含めて約30分前後です。
ご本人にかかわらず、ご家族・ご友人等の方が代理でお参りされても御利益を受けられます。
参拝者の方の状況により、御祈祷は他の祈願者と御一緒に受けていただく場合がありますので予めご了承ください。